平成20年度
関東高等学校テニス大会千葉県予選会
兼 千葉県高等学校総合体育大会テニス大会(個人の部)
 4月29日(火)から白子町及び千葉県総合スポーツセンター・テニスコートで始まる関東高校千葉県予選及び県総体個人戦。男子は第1シードに全国選抜出場の東京学館浦安高校,第2シードに新戦力加入の秀明八千代,第3に柏陵,第4に幕張総合。女子は第1シードに同じく全国選抜出場の東京学館浦安,第2シードは日本代表の新入生の加入により選手補強となった秀明八千代,第3に新人大会準優勝の東京学館,第4に八千代となりました。
 今年の関東大会は茨城県で開催され,男女団体とも3チームが出場権を得ることとなります。昨年同様,代表決定戦が目の離せない好勝負になること必至!新戦力の1年生がどこまで活躍するかが鍵となりそうです!
 個人戦は関東大会・インターハイともシングルス4名,ダブルス2組が本県代表となります。こちらも有力な新入生が目白押し。3年生,2年生がどこまで意地を見せるかが見どころです。3年生にとっては最後の公式戦!活躍を祈ります!
注意
1 4月24日,男子団体のドローを訂正しました。理由は地区大会の結果が反映されていない為です。
2 4月24日,男子ダブルスの学校名を修正しました。単純な間違えです。
4月29日(火)
白子サニーコート他
8:30 練習コート開放(15分ずつ)〜9:00
集合 9:00  メンバー変更提出(9:10まで)・監督会議 9:15(クラブハウスにて)
オーダー提出・開会式 9:30 (オーダー用紙,下からダウンロードの上,ご利用下さい)

9:40 開会式  10:00 競技開始 団体戦 1R〜B4
4月30日(水)
白子サニーコート他
集合 9:00  オーダー提出 9:10 
競技開始9:30  団体戦 〜決勝 

競技終了後 表彰式  雨天時予備日 5月1日  
5月4日(日)
県総合SC
個人戦シングルス  1R〜   8:30 集合 9:00 試合開始(以降各日とも)
5月5日(月)
県総合SC
個人戦シングルス  残り
個人戦ダブルス 女子 1R〜2R 男女とも11:00集合
男子 1Rのみ  
 
5月6日(火)
県総合SC
個人戦ダブルス  残り   雨天時予備日 5月7日 
県総合スポーツセンター
諸注意
 1 開門時にコート入り口の門に並ぶことはおやめ下さい。開門の際,大変危険です。
      2 ゴミはソフトボール場側入り口にあるコンテナに入れて下さい。会場の美化をお願いします。
      3 マナーに気をつけ,気持ちよく競技が進むよう,ご協力下さい。
      4 ユニフォームはテニスウエアとします。(全国の規定に沿いますのでご確認下さい)
      5 顧問並びに保護者の皆様へ
        園路は駐車禁止ですので,テニスコート奥の右側,大駐車場に車を置いて下さい。
      6 雨天時等は携帯版HPで確認を(当日朝6:10以降) 
http://www.chiba-hs-tennis.com/i/
宿泊に関して
 すでに申込をしていただいた学校には,配宿予定先が近日中に送付されますので,ご確認下さい。 なお,敗退による宿泊キャンセルは当日14時までに宿舎へ連絡となっていますので,よろしくお願いします。詳しくは配宿先とご相談下さい。
男子団体 結果 女子団体 結果
男子メンバー 女子メンバー

 爽やかな初夏の風が吹く中,第1シード東京学館浦安高等学校と第2シード秀明八千代高等学校との対戦となった。ダブルス,東京学館浦安高校樋渡・畑山組は秀明八千代高校田中・小林組を相手にスタート4ゲームを連取する。その後も丁寧にボールを沈め,コンビネーションの良さでネットを制した樋渡・畑山組が6−2で快勝した。第2シングルス秀明八千代高校竹内選手は東京学館浦安高校増尾選手のバックハンドを執拗に攻め,スタート3ゲームを連取し,ゲームを優位に進めるが,シングルス1,東京学館浦安高校星野選手は鋭いサービス,早いタイミングで踏み込んで打つストロークで秀明八千代高校志賀選手を圧倒,6−2で勝利し,6年連続7度目の優勝を果たした。

 秀明八千代高校はエース美濃越選手を筆頭に1年生で大会前の予想通り,決勝に駒を進めた。迎え撃つ大会第1シードの東京学館浦安高校も気合いの入った戦いぶりで決勝に進出した。ダブルスは経験豊富な東京学館浦安高校神谷・川上組が快進撃を続けてきた秀明八千代高校後藤・佐藤組を退けた。第1シングルス・第2シングルスは両校の選手の持ち味を発揮し一進一退の攻防となるが,第2シングルスの秀明八千代高校金子選手が巧みなドロップショットを見せ8ゲーム目で一歩リードすると粘る三上選手の振り切り勝利し,勝敗は第1シングルスにかかった。美濃越選手が一時は5−1とリードしこのまま一気に勝利するかと思われたが,猪俣選手も大声援に後押しされ4−5まで巻き返す。しかし最後はバックハンドがわずかにサイドラインを割りこの瞬間,秀明八千代高校の初優勝が決定した。
男子対戦詳細 女子対戦詳細
オーダー用紙 メンバー変更届
 
男子シングルス 女子シングルス
 初戦から危なげなく駒を進めた第1シード東京学館浦安高校星野選手と準決勝戦で第2シードを破った第3シード秀明八千代高校志賀選手との対戦となった。試合序盤,星野選手のフォアハンドが入らず,第3ゲームでは志賀選手がラブゲームで先にブレークする。星野選手もすぐに第4ゲームでブレークバックし,一進一退の試合となる。第6ゲーム,志賀選手のアドコートからのサービスを星野選手はバックハンドでストレートにリターンエースをとり,一気に試合の流れを引き寄せる。最後も浅い球を捕らえネットに詰めた星野選手が志賀選手のパッシングショットのミスを誘い,2年連続優勝に輝いた。

 順当に決勝に駒を進めた大会第シード渋谷幕張高校小和瀬選手と,混戦を抜け出し決勝戦へ進んだ東京学館浦安高校三上選手の初顔合わせとなった。快進撃を続けてきた三上選手ではあったが,小和瀬選手が強力なストロークやドライブボレーで終始主導権を握り6−0で三上選手を一蹴して初優勝を飾った。

男子ダブルス 女子ダブルス

 準決勝戦で苦しい試合を勝ち抜いた第1シード東京学館浦安高校星野・増尾組と準決勝戦で第2シードをタイブレークの末破った同じく東京学館浦安高校蜂谷・松森組の対戦となった。1年生ペアの蜂谷・松森組は序盤固さが見られ,第4ゲーム蜂谷選手のサービスをブレークされ,1−3となる。その後はサービスキープが続くが,第7ゲーム増尾選手のサービス,30−15からの4ポイント目,増尾選手のファーストサービスを星野選手がポーチボレーできっちりと決め,グッと試合の流れを引き寄せる。最後は,続く蜂谷選手のサービスゲームをブレークし,6−2のスコアで勝利した。星野・増尾組は昨年度準優勝の雪辱を果たし,みごと初優勝を飾った。

 実力のある新入生の参戦で混戦が予想された女子ダブルス決勝は,経験豊富な第1シード東京学館浦安高校猪俣・斉藤組と,第2シード東京学館高校鳰川・吉田組の対戦となった。鳰川が危なげなくサーブをキープし,続く第2ゲームも東京学館ペアがゲームポイントを握る。しかしアクシデントによる中断で集中を欠いた東京学館ペアに対し,学館浦安ペアが一気に4ゲームを連取する。第6ゲームで猪俣のサービスをブレイクし東京学館ペアも意地を見せるが,第7ゲームで学館浦安ペアが再びブレイクバックする。最後は鳰川のドロップボレーがネットし,猪俣・斉藤組の初優勝が決定した。