平成29年度
千葉県高等学校新人テニス大会
■団体戦 大会日程
10/7(土)茂原-白子車庫行のバス(8:00前後)が増便されております。ご利用ください。
●10月7日(土)男女団体(ベスト8迄) 会場予定 
 9:00迄 集合 ・ エントリー

 

 9:10迄 メンバー変更届提出 白子会場宿泊要項
 9:10から 監督会議 白子会場での宿泊を希望する学校は、10月2日(月)午後12:00必着
 9:20迄 オーダー提出 申込書を『サニーインむかい』まで直接FAXお願いします。
 9:30 競技開始  
 練習コートについては各会場で異なります。 白子会場の配宿について
       『練習コート』  
※練習コートには必ず顧問が立ち会うこと。 10月4日(水)夕方までに配宿先がFAXされる予定です。
※練習コートは割り当てられた学校で競技ができるように  
 準備すること。  
   
 
   
●10月8日(日)男女団体(ベスト8〜決勝) 県総合スポーツセンター(16面)
 7:10    開門 ※練習コートについて(顧問立合)
1日目を勝ち上がった16チーム各1面
(7:30〜8:30)
練習コートは割り当てられた学校で競技が
できるように準備してください。
 8:30迄   集合 ・ エントリー
 8:40迄  オーダー提出
 9:00    競技開始
※団体戦予備日:10月9日(月) 会場:未定
 
■個人戦 大会日程  
●11月3日(金)男女シングルス(決勝まで)  フクダ電子ヒルステニスコート
 8:00 開門 ※11/3が悪天候により延期になった場合は
 9:00迄 集合 ・ エントリー  11/4がシングルス、予備日11/6がダブルス
 9:00から 審判諸注意  となります。
 9:15 競技開始
●11月4日(土)男女ダブルス(決勝まで) フクダ電子ヒルステニスコート
 8:00 開門  
 9:00迄 集合 ・ エントリー  
 9:15 競技開始  
※個人戦予備日:11月6日(月) 会場:未定
   
■練習コートについて 個人戦は練習コートなし
   
選手諸注意PDF  審判必携PDF(選手は必ずお読みください。)
 
諸注意

●県総合SCの開場時間は 7:10 を予定しています。
  開扉まで階段下で待って下さい。開場時に門扉に殺到すること無いようにご協力下さい。

●県総合SC内は駐停車禁止ですので、乗降りは必ず駐車場にてお願いします。
●電車・バスに乗車の際は,小銭等を用意し,荷物等他の乗客の迷惑にならぬようにしてください。
●各会場でボールを使った練習は厳禁です。
●県総合SCで、終了後のミーティング等は通路外,もしくは会場の外のスペースでお願いします。
●県総合SCのゴミはすべて入り口付近にあるコンテナに入れて会場の美化にご協力下さい。
●荒天時等は携帯版HPで,各日 6:10 以降にご確認下さい。

   
男子団体結果 PDF 女子団体結果 PDF
 

ドロー番号1〜33: 県スポーツセンター
ドロー番号34〜49: 県柏の葉

ドロー番号50〜66: 白子サニーコート

ドロー番号1〜40: フクダ電子ヒルス

ドロー番号41〜64: 白子サニーコート
 
  男子団体詳細 PDF 女子団体詳細 PDF  
  秀明八千代 学館浦安  
 

 今年の新人戦決勝戦は、盤石の強さで勝ち上がってきた第1シードの東京学館浦安高校と第2シードの秀明八千代高校の対戦となった。 まず大きな声で目を引いたのは、学館浦安のD2末尾・飯村組だった。秀明八千代の三角・関組の後並行の陣形を強力なストロークと巧みなボレーで打ち崩し、雄叫びをあげた。このゲームをキープすると、その後も着実にゲームを重ねていった。 一方S1は秀明八千代の白石が抜群の安定感とスライスやロブを駆使した多彩な攻めを見せていた。学館浦安の矢島も華麗なパッシングショットやカウンターで応戦するも、白石が要所を押さえ、60で勝利した。 その頃、S2と一方的な試合となった。秀明八千代の坂川が力強いサーブとストロークで第一ゲームをあっさりとキープすると、その後も学館浦安の村松に付け入る隙を与えず、61で勝利した。この時点で秀明八千代から2ー0となったが、D2は学館浦安の末尾・飯村組がサインプレーや変則フォーメーションで秀明八千代の三角・関組を翻弄し、60で勝利し、2−1とした。 D1はどちらもポイントを取ると雄叫びをあげ、己を鼓舞した。ラリーはほぼ互角であったが、ゲームカウントは秀明八千代の鈴木・高井組が51とリードしていた。しかし、学館浦安の原田・山上組が長いラリーをポーチからのスマッシュで華麗に決めると、一気に流れを引き寄せ、45まで巻き返した。両校の応援団がD1のコートに集まり、熱い応援の中、最後は秀明八千代の鈴木・山上組が押し切り、2年ぶり5回目の優勝を決めた。優勝した秀明八千代高校と準優勝の東京学館浦安高校は12月に行われる関東選抜大会に出場する。

 新人大会団体戦二日目は、昨日の荒天とは打って変わって暖かな日差しの下で行われた。女子決勝は、選手層の厚さで他校を凌ぐ第1シードの東京学館浦安と、個人戦シングルス第1シードの西郷選手を擁する第2シードの秀明八千代、どちらも貫禄も十分に勝ち上がってきての顔合わせである。 4面展開で行われた勝負に、先手を打ったのはダブルスだった。学館浦安の前田・外ノ岡組が危なげなく60でダブルス2を制し、ダブルス1織山・中山組がネットプレーを織り交ぜた攻撃的なプレーを見せて61で勝利。相次いで勝ち名乗りを上げた学館浦安チームに余裕が生まれる一方、シングルスは1番手、秀明八千代の西郷選手が学館浦安の早川選手に対して終始に渡り抜群の安定感を見せて61で圧倒し、勝負の行方はシングルス2、3に委ねられた。シングルス2は第6ゲームまで一進一退の攻防が続いたが、後半は学館浦安の袖山選手が多彩なプレーを発揮して一気に突き放し、63で勝利を収めた。この結果、3-1で東京学館浦安の3年連続9回目の優勝が決定した。優勝した東京学館浦安高校と準優勝の秀明八千代高校は12月に行われる関東選抜大会に出場する。

 
  男子メンバー表 PDF 女子メンバー表 PDF  

※オーダー用紙、メンバー変更は各校で印刷してお持ちください。

オーダー用紙(5P用) PDF オーダー用紙 Excel excel
メンバー変更 PDF メンバー変更 Excel excel
※会場校運営の先生方は5P用のスコアカードを印刷して準備してください。
スコアカード(5P用) PDF スコアカード Excel excel
男子シングルス結果 PDF 女子シングルス結果 PDF

 男子シングル決勝は、順当に勝ち上がってきた、第1シードの白石選手(秀明八千代)と第3シードの坂川選手(秀明八千代)の同校対決となった。薄暮の中、白石選手のサービスから始まった試合は、第1ゲームでいきなり坂川選手がブレイク。今一つ乗り切れない立ち上がりの白石選手は、第2ゲーム目から前に出るなど打開を図ったが、バックハンドのミスが重なり、その後のサービスゲームもキープすることが出来なかった。対して坂川選手は、ミスらしいミスはほとんどなく、わずか25分で60と完勝した。
 同時に行われた3位決定戦は、第2シードの矢島選手(学館浦安)と第4シードの岡選手(学館浦安)と、こちらも同校対決となり、気迫のこもった戦いとなったが、後半勢いに乗った岡選手が64で勝利した。

 日没が近づきナイターの明かりが灯る中、フクダ電子ヒルスコートで始まった、女子シングルスの決勝は、途中苦戦もありながら第1シードから順当に勝ち上がった秀明八千代高校の西郷選手と、1年生ながら危なげのない試合で決勝にコマを進めた、第3シードの成田高校の丸選手の対戦となった。
 試合の序盤は、ダブルフォルトなどのミスがあった丸選手に対して、強力なバックハンドやサービスに安定感を見せた西郷選手がペースをつかみ3ゲームを先取し主導権を握った。第4ゲームのサービスゲームで初めて丸選手がリードを奪う展開となったが、西郷選手が落ち着いて逆転し、続く第5ゲームもゲームポイントを巧みなドロップショットで決め一気に50としマッチゲームを迎えた。しかし、丸選手も次第にストロークに安定感を取り戻し反撃を開始、第6ゲームはサービスをキープ、第7ゲームも先にゲームポイントを握るが、西郷選手は落ち着いたプレーで流れを取り戻し、3度のデュースの末サービスをキープし、粘る丸選手を61で振り切った。西郷選手は、昨年の新人大会決勝で惜敗した雪辱を果たし、春の関東・総体予選に続く優勝となった。
 なお同時に隣のコートで行われた3位決定戦は、東京学館浦安高校の早川選手が麗澤高校の木村選手に61で勝利した。

男子ダブルス結果 PDF 女子ダブルス結果 PDF

 新人戦ダブルス決勝は、互いに安定した強さで勝ち上がってきた第1シード白石・坂川組(秀明八千代)と、第2シード矢島・山上組(東京学館浦安)の試合となった。試合は矢島選手のサービスポイントで幕を開けた。3ポイント目で際どいジャッジに集中力が切れかけたかに見えた矢島・山上組であったが、2度のデュースの末キープに成功した。第2ゲームは白石選手のサービスゲーム。白石・坂川組が簡単に2ポイントを先取したが、その後、矢島・山上組が4ポイント連取し、ブレークした。山上選手サーブの第3ゲームは、白石・坂川組が後ろ並行から強烈なストロークで押し切りブレークに成功。第4ゲームは坂川選手のサービスを軸に白石・坂川組が危なげなくキープした。続く第5ゲームでは、坂川選手が強烈なストレートアタックでポイントを取ると、次は白石選手が絶妙なショートクロスでエースを取り、流れを引き寄せたかに見えたが、矢島・山上組が抜群のコンビネーションで巻き返し、3回のデュースの末、キープに成功した。第6ゲームは白石・坂川組が簡単にキープし、ゲームカウントは33となった。山上選手サーブの第7ゲームは白石・坂川組が3ポイントを連取したが、ここはさすがのダブルスの名手、山上選手が流れるようなサービス&ボレーで巻き返し、デュースに持ち込んだ。長いデュースになり、試合の流れを決める重要なゲームとなったが、最後は白石選手が巧みなドロップボレーを決め、43白石・坂川組リードとした。流れを引き寄せた白石・坂川組が第8ゲームをキープし、53で迎えた第9ゲーム。先にゲームポイントを掴んだ矢島・山上組であったが、5度のデュース全てでアドバンテージを取った白石・坂川組が最後は強烈なストレートアタックで優勝を手にした。

 昼の穏やかな天気から一転して冷たい雨粒が降り注ぎだした夕方、順当に勝ち上がった第1シード、東京学館浦安高校の早川・中山組と、第2シード、秀明八千代高校の西郷・進藤組の決勝戦が行われた。西郷・進藤組のサービスゲームとなった第1ゲーム、早川・中山組は巧みなボレーとストレートアタックでリズムを作り、いきなりブレークに成功する。さらに、第3ゲーム、早川・中山組はリターンから並行陣を作ったり、早い段階でポーチをしかけたりするなど、攻撃の主導権を握り、二度目のブレークに成功。30とする。対する、西郷・進藤組も、持ち前のパワフルなストロークで流れを呼び戻し、攻撃のリズムをつかみだす。すると、第4ゲーム以降は、西郷・進藤組のコンビネーションが機能し、一気に二度のブレークバックに成功。これで試合は完全に西郷・進藤組ペースになった。その後も、ゲームを連取し続け、53で迎えたマッチポイント、最後は西郷選手の強烈なストレートアタックが決まり、西郷・進藤組が優勝を決めた。