平成23年度    
関東高校テニス大会千葉県予選会
兼 千葉県高等学校総合体育大会テニス大会(個人の部)
 
 
  4月29日(金)から白子町でおこなわれる関東高校テニス大会千葉県予選会。男子団体戦は選手層が変わらず,新人大会の結果と同じシード順位。全国選抜に出場の学館浦安高校と秀明八千代高校。次に続くのが渋谷幕張高校,幕張総合高校となった。女子団体は全国選抜優勝の秀明八千代高校,ベスト16の幕張総合高校,学館浦安高校に続き,新1年生の加入で実力を増した東京学館船橋高校が第4シードとなった。
 5月3〜5日におこなわれる,関東高校テニス大会県予選会と県高校総体を兼ねた個人戦では,ほぼ新人大会の結果と同じシード順位となった。新加入の1年生がどこまで頑張れるかが見所となる。
 今年の関東大会は群馬県で開催。団体戦男女3チーム,シングルス男女4名,ダブルス男女2組が出場することになる。また,青森県でおこなわれる全国高校総体にはシングルス男子4名,女子5名。ダブルス男子3組,女子2組が出場する。
 男子ダブルス,女子シングルスでは追加の1枚の切符をかけた戦いに注目が集まる。
注意
1 ポイント間の歌の応援及び組織的な応援は禁止します。
2 ガッツポーズは相手に向けてはいけません。
3 ベンチコーチの服装は,原則として選手に準じます。
4 雨天時は携帯版HPで確認して下さい。(6:10以降)
 http://www.chiba-hs-tennis.com/i/
4月29日(金)
白子サニーコート
練習コート 8:00〜9:00まで(20分)
集合:9:00 メンバー変更:9:10 監督会議:9:15
オーダー提出:9:30(ダウンロードしてご利用下さい)
開会式:9:40 競技開始:10:00 
団体戦 1R〜B4 
 4月30日(土)
白子サニーコート
練習コート 8:00〜9:00
集合:9:00 オーダー提出:9:10
競技開始:9:30 
団体戦 〜決勝・3位決定戦 
団体戦諸注意
 1 ゴミは所定の場所に置いて下さい。
 2 宿泊の場合は必ず専門部を経由して申し込んで下さい。宿泊のキャンセルは午後2時までとなります。各学校で対応して下さい。
 3 オフィシャルの練習コート以外のコート使用は各宿舎と相談して下さい。
 4 横断幕等を掲出する場合は,コートの延長線上のバックコートは禁止します。
 5 プログラムは配付しますが,都合により組合せは掲載がありません。ダウンロードしてご利用下さい。
5月3日(火)
県総合SC
個人シングルス 8:30 集合,9:00開始 
男女とも1R〜B8  
5月4日(水)
県総合SC
個人シングルス
個人ダブルス
シングルス 8:30 集合,9:00開始 
男女とも 〜決勝
ダブルス 11:00 集合・開始 
男子1,2R 女子1R  
5月5日(木)
県総合SC
個人ダブルス 8:30 集合,9:00開始 
男女とも〜決勝  
個人戦諸注意
 1 ゴミは所定のコンテナに入れて下さい。会場内の美化にご協力下さい。
 2 開門時にコート入り口に並ぶこと,会場内の場所取りのために会場内を走ることは絶対にやめて下さい。
 3 震災の影響により,会場のクラブハウスが使えません。更衣室が使えませんので,選手は簡単に着替えられる服装で来場して下さい。また,クラブハウス周辺は大会本部で使用します。ご承知下さい。
 4 トイレは駐車場,ソフトボール場のものをご利用下さい。
 5 園路は駐車禁止です。車は大駐車場へ置いて下さい。
 6 東日本大震災の影響により,例年の会場と比べて,大幅な制限があります。応援の方が多くならないよう各学校,保護者の方はご協力をお願いします。 
 
男子団体戦 女子団体戦 メンバー変更届 男子シングルス 男子ダブルス
団体メンバー 団体メンバー オーダー用紙 女子シングルス 女子ダブルス
         
         
男子団体 結果 女子団体 結果
 ともに決勝までストレート勝ちで勝ち上がった第1シードの学館浦安高校と第2シードの秀明八千代高校の対戦は、3面同時展開で行なわれた。試合を先行したのはシングルスNo.2の高野選手と山外選手の対戦であった。高野選手はスピード、パワーで山外選手を圧倒し、5−3でリードしてのマッチポイントもスピードのあるフォアハンドストレートがエースとなり、学館浦安高校がまず1勝を挙げた。シングルスNo.1対決は由井選手が吉田選手を大きくリードしていたが、ダブルスは秀明八千代高校真下・大内ペアが気合いの入ったプレーで太田・石井ペアをリードする。学館浦安高校太田・石井ペアも随所に好プレイをみせるものの、ボレーミスが目立ち、最後もダブルフォルトを2本犯してしまい、真下・大内ペアが勝利して対戦をタイに戻した。勝敗のかかったNo.1シングルスは冷静な試合運びで由井選手が吉田選手を6−1で下して学館浦安高校に9連覇をもたらした。
 また3位決定戦は八千代松陰高校が渋谷幕張高校を下して関東大会の出場を決めた。
 3月の全国選抜大会を制し、今大会4連覇を狙う第1シード秀明八千代高校と全国選抜ベスト16の第2シード幕張総合高校が昨秋の新人大会に続き決勝対決となった。三面展開の進行となり、シングルスNo.1は秀明八千代の小林選手が4−2とリードするも幕張総合の松本選手も粘り強く盛り返し4−4に追いつく。しかし、集中を切らさなかった小林選手が,そこから2ゲームを連取し6−4で先勝。シングルスNo.2は秀明八千代の岩井選手が安定したストロークで幕張総合の盛重選手を終始リードし6−2で勝敗を決定した。ダブルスは幕張総合の宮崎・清水ペアが抜群のコンビネーションで秀明八千代の中山・佐藤ペアに対して有利に試合を進め5−3とリードしたが,この時点でダブルスが打ち切りとなり秀明八千代高校が4年連続4度目の優勝を決めた。
 3位決定戦は,東京学館浦安高校と新入生の加入で力を増した東京学館船橋高校であったが,東京学館浦安高校が先輩の意地を見せ,2−0で勝利し,関東大会への出場を決めた。
男子団体 結果詳細 女子団体 結果詳細
男子シングルス 結果 女子シングルス 結果
 男子シングルス決勝は,新人大会から連覇を狙い順当に勝ち上がった第1シード由井選手(学館浦安)とトップシードを破り,初めて決勝に勝ち進んだ第6シード栗並選手(幕張総合)の対戦となった。序盤から総合力で上まわる由井選手に対し栗並選手も丁寧なストロークとカウンターショットで応酬。2−2で迎えた第5ゲーム,栗並選手のサービスゲームを由井選手があっさりブレイクする。続く第6ゲーム,ブレークするため食い下がる栗並選手であったが,ストロークを操り深いところに決めた由井選手がサービスキープし,4−2とリード。その後はお互いにサービスキープし5−3。互いに厳しいボールを良く拾い,ストローク戦となったが,実力に勝る由井選手が常にリードし,6−3で勝利を収め,新人大会から連覇を果たした。
 トップシードが次々と姿を消す波乱の展開となった女子シングルス決勝は,第7シードの長友選手(学館浦安)と第13シードの新1年生,山添選手(渋谷幕張)の対戦となった。序盤から丁寧なストロークの応酬であったが,互いにサービスゲームをキープできずに8ゲームを終わって4−4。第9ゲームも長友選手のサービスゲームを巧みなネットプレーで山添選手がブレイク。続く第10ゲームも一進一退の展開で30−30となるが,続くポイントを山添選手が連取して6−4と勝利。山添選手は1年生としてうれしい初出場,初優勝を飾った。同時におこなわれた順位決定戦の結果,山添,長友両選手に加えて,並木選手(学館船橋・1年生),小林選手(秀明八千代)。そして清水選手(幕張総合)の5名がインタハイ出場を決めた。
男子ダブルス 結果 女子ダブルス 結果
 決勝は、初戦から順当に勝ち上がった第2シード由井・石井組(学館浦安)と、第4シード高野・横川組(学館浦安)の同校3年生同士の対戦となった。序盤戦から互いに強烈なサーブでネットを取り合い、ポイントを重ねていき4ゲーム目までのすべてのゲームがデュースの展開であった。3−1と由井・石井組がリードするが、高野選手のパワーあるストローク、横川選手のネットプレーで第8ゲームで4−4とタイに戻す。第9ゲーム由井・石井組がブレイクに成功し、5−4とリード。由井選手のサービスで始まる第10ゲーム、ネットを先にとりプレッシャーをかけていった由井・石井組が押し切り、6−4で優勝を決めた。
 今大会、由井選手は、団体戦、シングルス、ダブルスと優勝し,先輩・星野選手以来の三冠を成し遂げた。
 決勝は,ストロークを中心とした組み立てでシード選手を次々と連破した第13番シードの岩井・佐藤組(秀明八千代)と攻撃的なネットプレーでシード選手を破った第11シードの並木・根本組(学館船橋)との対戦となった。序盤から中盤にかけては、並木選手のスピンのかかったストロークと根本選手の積極的なネットプレーが光り、学館船橋の並木・根本組が4−3とリードした。しかし、終盤に入り、岩井選手の安定したサーブとストローク,そして佐藤選手の積極的なボレーで着実にポイントを重ね5−5となった。その後も、岩井・佐藤組が安定したプレーを続け、最後のポイントをボレーで決め,7−5で見事優勝した。
 岩井・佐藤組は地区予選から勝ち上がり,県チャンピオンダブルス組となった。