平成19年度
関東高等学校テニス大会千葉県予選会
兼 千葉県高等学校総合体育大会テニス大会(個人の部)
 いよいよ4月29日(日)から千葉県総合スポーツセンター・テニスコートで始まる関東高校千葉県予選及び県総体個人戦。男子は第1シードに全国選抜ベスト4の東京学館浦安高校,第2シードに新戦力加入の秀明八千代,第3に東京学館,第4に昭和秀英。女子は第1シードに同じく全国選抜出場の東京学館浦安,第2シードは大幅に選手補強になった東京学館,第3に渋谷幕張,第4に八千代となりました。
 今年の関東大会は埼玉県で開催され,男子団体が4チーム,女子団体は3チームが出場権を得ることとなります。昨年同様,代表決定戦が目の離せない好勝負になること必至!新戦力の1年生がどこまで活躍するかが鍵となりそうです!
 個人戦は関東大会・インターハイともシングルス4名,ダブルス2組が本県代表となります。こちらも有力な新入生が目白押し。3年生,2年生がどこまで意地を見せるかが見どころです。3年生にとっては最後の公式戦!活躍を祈ります!
4月29日(日) 8:30 開門
集合 9:00  メンバー変更提出・監督会議 9:10(監督会議はクラブハウス2Fにて)
オーダー提出・開会式 9:20 (オーダー用紙,下からダウンロードの上,ご利用下さい)

9:30 試合開始   団体戦 1R〜B4
4月30日(月) 集合 9:00   団体戦 〜決勝 (代表決定戦あり)
競技終了後 表彰式  
5月3日(木) 個人戦シングルス 女子 1R〜   9:00 集合 9:10 試合開始(以降各日とも)
男子 1Rのみ 13:30 集合
5月4日(金) 個人戦シングルス 女子 残り
男子 2R〜F
個人戦ダブルス 女子 1R〜  11:30 集合 
5月6日(日) 個人戦ダブルス 女子 〜F
男子 1R〜F
諸注意 1 開門時にコート入り口の門に並ぶことはおやめ下さい。開門の際,大変危険です。
      2 ゴミはソフトボール場側入り口にあるコンテナに入れて下さい。会場の美化をお願いします。
      3 マナーに気をつけ,気持ちよく競技が進むよう,ご協力下さい。
      4 ユニフォームはテニスウエアとします。(全国の規定に沿いますのでご確認下さい)
      5 顧問並びに保護者の皆様へ
        園路は駐車禁止ですので,テニスコート奥の右側,大駐車場に車を置いて下さい。
      6 雨天時等は携帯版HPで確認を(当日朝6:10以降) 
http://www.chiba-hs-tennis.com/i/
男子団体結果 女子団体結果
男子メンバー 女子メンバー
 1ポイントも落とさず順当に決勝へ駒を進めた第1シード東京学館浦安高校と,準決勝で彗星のごとく現れた柏陵高校を2−0で下した第3シード東京学館高校との決勝戦となった。2面同時展開で行われ,第1シングルスの東京学館浦安高校・星野選手は,第1ゲーム,ストロークが浅く東京学館高校・岩田選手に2本のパッシングショットを決められ,サービスをブレークされるが,その後はストロークを左右へ打ち分け,浅い球を見逃さずネットをとるスタイルを貫き,マッチゲームではファーストサービスで2ポイント,ファオハンドストロークエースで,トリプルマッチポイントとし,最後は岩田選手のミスを誘い,6−3で勝利した。ダブルスの東京学館浦安高校・八角・松根組は,コンビネーションの良さとIフォーメーションをはじめとするその戦術の豊富さで東京学館高校・五十嵐・渡辺組に対してゲームを優位に進め,23分間6−0のスコアで圧勝し,5年連続6度目の優勝を果たした。(和久純)  大会第1シード東京学館浦安高校と,第2シード東京学館高校の対戦となった。新戦力の加入により,選手層に厚みの増した東京学館高校はダブルスを鳰川・吉田の1年生ペア,第2シングルスに范選手を起用し,雪辱を期する。一方の東京学館浦安高校はダブルスに後藤・三上,第1シングルス奥間,第2シングルス猪俣というベストオーダーで臨んだ。第2シングルスは猪俣選手が正確なストロークで調子の出ない范選手を圧倒し先勝した。第1シングルスは美濃越選手がファースとゲーム40−0と順調な滑り出しを見せたかに見えたが奥間選手が強力なストロークで逆転し一気に4ゲームを連取した。第5ゲームで美濃越選手も意地を見せ1ゲーム取るものの,奥間選手は動じることなく6−1で下し,ダブルスの結果を待たず大会3連覇を達成した。(鏡喜浩)
男子対戦詳細 女子対戦詳細
オーダー用紙 メンバー変更届
男子シングルス 女子シングルス

午前中の穏やかな天気から一転,強風の中での決勝戦となった。初戦から危なげなく駒を進めた第1シード東京学館浦安高校星野武蔵選手と第2シード同じく増尾優太郎選手の同校対戦となった。第1ゲーム,増尾選手のサービスゲーム,自分のフォアハンドストロークのミスからブレークをゆるしてしまうが,その後はお互いにサービスキープを続ける。増尾選手はファーストサーブの確率では星野選手を約10%上回り,80%を越す確率であったが,星野選手は力強いストロークとネットプレーを武器に冷静に試合を進め,6−4のスコアで,昨年度準優勝の雪辱を果たし,みごと初優勝を果たした。(和久純)

 雲一つない晴天の中、大会第1シード学館浦安の奥間選手と第2シード東京学館の美濃越選手という新人大会と同じ顔合わせによる女子シングルスの決勝となった。奥間選手は準決勝で切れのよい動きを見せ1年生ながら勝ち上がった第4シード渋谷幕張の小和瀬選手を力強いストロークでねじ伏せ調子の良さをアピールした。一方、美濃越選手は、千葉県ジュニア選手権大会優勝の勢いをそのままに本大会を順調に勝ち上がった。出だしのファーストゲームこそお互いを意識しポイントが縺れたものの力強いストロークで押す奥間選手がブレークした。第2ゲーム以降、奥間選手は、ショットの精度が増し、危なげないゲーム運びで試合の主導権を握り5ゲームを連取した。美濃越選手は、厳しいコースへのボールコントロールを強いられ、思うようにテニスをさせてもらえず不利な展開になるものの最後までスコアに怯むことなく積極的なプレーを続けた。自力に勝る奥間選手は美濃越選手に対してつけいる隙を与えず,6−1のスコアで史上2人目の快挙である本大会3年連続3度目の優勝を決めた。(高野裕)

男子ダブルス 女子ダブルス
 準決勝で4本のマッチポイントをしのいで決勝まで駒を進めた第1シード星野・増尾組と,準決勝で第2シードを破り波に乗る第3シード八角・松根組の東京学館浦安高校同志の対戦となった。2年生ペアに対して,3年生の意地を見せたい八角・松根組は気合いも十分に序盤の3ゲームを無失点という最高の滑り出しを見せる。対する星野・増尾組も,持ち前のハードヒットで対抗し,第9ゲームで松根選手のサービスをブレイクして4−5まで追い縋るが,続く第10ゲームで増尾選手,星野選手に連続してボレーミスが出て,0−40とマッチポイントになる。これを確実にものにして,八角・松根組が64で勝利し初優勝を飾った。  シード勢が早いラウンドで敗れるという混戦の中,決勝に駒を進めたのは第1シード東京学館浦安高校の後藤・猪俣組と第2シードの東京学館高校の美濃越・笵組であった。大会2日目までの真夏を思わせる暑さから一転して小雨が降る中,両者一歩も譲らない熱い戦いとなった。第1ゲームは後藤選手がラブゲームでサービスをキープすると,続く第2ゲームは笵選手が長身を生かしてのサーブと,バックハンドストレートでサービスをキープする。第3ゲームで猪俣選手がダブルフォールトを2本犯し,サービスブレイクされると,東京学館ペアが優勢のまま試合が展開される。東京学館ペアは,第9,第10ゲームに2本ずつマッチポイントを握るが学館浦安ペアが粘りを見せ,タイブレークに突入した。6−4で学館浦安ペアが初めてマッチポイントを握ると,最後はここまで何度も積極的なプレーで窮地をしのいできた美濃越選手のポーチがアウトして,この瞬間に後藤・猪俣組の初優勝が決まった。