平成17年度 | |
関東高校テニス大会 兼 千葉県高校総合体育大会テニス大会(個人の部) |
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今年の関東大会は東京都「有明テニスの森」公園にて開催されます。昨年度より関東大会団体戦の出場枠が 増え,千葉県からは男子3校,女子4校(前年実績による付加+1)が出場することになります。 個人戦では関東大会へは男女シングルス4本,ダブルス2本が出場,更に全国高等学校総合体育大会には, 開催県枠としてボーナスがあり,男女シングルス6本,ダブルス3組が出場することになります。 男子団体戦は全国選抜大会準優勝の学館浦安高校を軸に,女子団体戦も選抜出場の学館浦安高校,渋谷 幕張高校に新戦力が加わり,どんな戦いが繰り広げられるかが注目されます。 なお,団体の部と個人の部の上位の試合はインターハイで審判をする補助員の生徒が4人制で審判をしてく れることになっています。 |
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団体の部:4月29日(金) | 男子:柏市富勢運動場庭球場 女子:県立柏の葉公園庭球場(ドロー番号:1〜12) 柏市柏の葉庭球場(ドロー番号:13〜24) ※会場をお間違えないように。 会場地図は「2005千葉きらめき総体」のページにあります。 |
個人の部:5月3,4,5日 | 3日 女子シングルス(8:30集合),男子シングルス(12:30集合) 4日 男女シングルス残り(8:30集合),男女ダブルス(11:00集合) 5日 男女ダブルス残り・閉会式 会場:千葉県総合スポーツセンター・庭球場(個人戦・全種目) |
団 体 の 部 男子:学館浦安,八千代松陰,麗澤 女子:学館浦安,八千代,東京学館,渋谷幕張 以上の学校は6月11日から東京都有明テニスの森でおこなわれる関東大会に出場する。 |
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男女団体戦結果 | メンバー表 |
優勝:学館浦安高校 | 優勝:学館浦安高校 |
準優勝:八千代松陰高校 | 準優勝:八千代高校 |
男子戦評 | 女子戦評 |
第1シードの学館浦安高と第2シードの八千代松陰高が順当に勝ち上がっての決勝戦は、3面同時展開で行われた。第2シングルスの風早選手対石川選手の試合は立ち上がりはお互いのサービスをキープし合ったものの、その後は深く伸びのあるストロークでペースをつかんだ風早選手が、力の差を見せつけて6−2のスコアで先勝した。ダブルスの本田・小林組対成田・永井組の試合は、お互いのサービスゲームをブレークし合う波乱を予測させる幕開けとなったが、続く第3ゲーム小林選手がラブゲ−ムでサービスをキープすると地力に勝る本田・小林組が優位に試合を進め、終盤に混戦となった第1シングルスの有松選手対建部選手の結果を待たずに、6−2のスコアで勝利し3年連続4度目の優勝を果たした。 | 夏を思わせる日射しの中で行われた女子団体戦決勝は、順当に勝ち上がった第1シードの東京学館浦安高と準決勝で第2シード東京学館高との死闘を制した八千代高の対戦となった。前大会である新人戦を制した学館浦安高は、新戦力として全国中学ベスト16の奥間が加入し万全の布陣。一方八千代高は新戦力の加入はないもののチーム一丸となって臨んでいる。ダブルスと第1シングルスの同時展開で始まり、序盤は八千代高も粘りをみせるが学館浦安高第1シングルスの奥間はパワー、スピードともに岩崎を圧倒して6−1で勝利する。また、実力的に勝る学館浦安高は、江戸・林ペアが八千代高の野村・林ペアを緩急付けたプレーで引き離し、6−1で勝利して4年ぶりの優勝を飾った。 |
個 人 の 部 | |
男女シングルス | 男女ダブルス |
男子順位:@有松達矢(学館浦安) A林雄也(渋谷幕張) B土居諒太(学館浦安) C小林一真(学館浦安)以上は関東大会へ D本田和也(学館浦安) E風早一樹(学館浦安)以上はインターハイへ出場が決定! | 男子順位:@風早・小林組(学館浦安) A有松・杉山組(学館浦安)以上は関東大会へ B本田・越智組(学館浦安)以上はインターハイへ出場決定!! |
第1シードの有松選手(学館浦安高)と第2シードの林選手(渋谷幕張高)が、順当に勝ち上がって決勝戦となった。立ち上がりから硬さの見られる有松選手は、サービスショットにミスが目立ち落ち着いたプレーで着実にゲームを重ねる林選手が5−1と大きくリードする。しかし、ここから後のない有松選手は2本のサービスエースなどで簡単にサービスキープすると、大量リードでやや集中力を欠いた林選手にミスが目立ち始め、有松選手が一気に6−5と試合をひっくり返した。第12ゲームの林選手のサービスゲームは、6度のデュースにもつれる激しい攻防となったが、結局ショットに切れを取り戻した有松選手がこのゲームをブレークし、2年ぶり2度目の優勝を飾った。 | シングルス同様,第1シード 風早・小林ペアと,第2シード 有松・杉山ペアが順当に勝ち上がり,学館浦安高校による同校対決となった。第11ゲームまで,お互いにサービスキープが続く一進一退の攻防で,小林選手がサービスゲームをキープして6−5とマッチゲームを迎える。第12ゲームはダブルスを得意とする杉山選手のサービスゲームであったが,ボレーの展開でやや優勢であった風早・小林ペアがマッチポイントを握り,最後は杉山選手のダブルフォルトにより,7−5で初優勝を果たした。 |
女子順位:@奥間安祐美(学館浦安) A南瑛子(渋谷幕張) B畑中葵(日大習志野) C池田綾子(東京学館) 以上は関東大会へ D石崎宏美(流山中央) E星野夕紀(渋谷幕張) 以上はインターハイへ出場決定!! | 女子順位:@江戸・林組(学館浦安) A奥間・石川組(学館浦安) 以上は関東大会へ B池田・美濃越組(東京学館) 以上はインターハイへ出場決定!! |
順当に勝ち上がった大会第1シード南選手(渋谷幕張高)と第2シード奥間選手(学館浦安高)の対戦となった。決勝戦は南選手のサービスで始まった。今大会が高校での初めての試合となる奥間選手は、立ち上がり硬さが見られミスが目立つ。しかし南選手2−0リードの第3ゲームからその硬さも徐々にほぐれ、スピードのあるストロークでポイントを重ねて3−2と逆転に成功する。南選手も緩急をつけて反撃を試みるが、奥間選手は逆に切れのあるドロップショットで応戦し、差を広げてゆく。奥間選手5−2リードの第8ゲーム、南選手も粘りをみせるが、最後は勝負を賭けたフォアハンドがベースラインをわずかにオーバーし、この瞬間に奥間選手の初優勝が決まった。 | 昨年の新人戦に続き,2大会連続優勝を目指す第1シード 江戸・林ペアと第3シード 奥間・石川ペアの決勝となった。ダブルス巧者の江戸・林ペアはコンビネーションも良く,立ち上がりから快調にポイントを重ね,5−0までリードを広げる。一方,奥間・石川ペアも意地を見せ3ゲーム挽回する。流れが奥間・石川ペアに傾きかけていたが,ゲームポイントのかかったところで林選手のサービスエースがあり,息を吹き返した江戸・林ペアが6−3で後輩ペアを振り切り,大会初優勝を飾った。 |