平成16年度関東テニス大会千葉県予選会 兼 県総合体育大会テニス大会(個人の部)

 
男女団体戦
4月28日・29日
白子町サニーテニスコート
メンバー表
男子戦評 女子戦評
 今大会第1シードの学館浦安高校と第2シードの渋谷幕張高校が順当に勝ち上がっての対戦となった。シングルスNo.1は、個人戦シングルスでも第1シードの学館浦安の有松選手が、同じく第2シードの渋谷幕張の林選手に対し、サウスポーからの伸びのあるサービスと、切れ味鋭く安定感のある ストロークで終始圧倒し、6−1で勝利した。同時に行われていたダブルスは、学館浦安が1年生の小林選手とダブルスを得意とする杉山選手を起用したのに対し、渋谷幕張は今大会の個人戦ダブルスで第2シードの加藤・湊組を起用し、必勝態勢で臨んだ。しかし、立ち上がりから学館浦安ペアが気迫のこもったリターンでペースをつかむと、やや受けにまわった加藤・湊組に付け入るスキを与えず、6−1で快勝し、2年連続3度目の優勝を手にした。決勝戦と同時に行われていた3位決定戦には、このところ私立校に上位を独占されていた中、君津青葉高校が第4シードの東海大浦安高校、第5シードの東邦高校を連破して臨んだが、第3シードの東京学館高校には健闘及ばず、関東大会の切符を手にすることはできなかった。  県No.1高雄選手を擁する第1シードの渋谷幕張高校と、新入生・池田選手の加入で層に厚みの増した第3シードの東京学館高校との対戦となった。3面同時展開で行われ、ダブルスとシングルスNo.1で渋谷幕張が序盤をリードし、流れをつかむ。やや精彩に欠ける東京学館の小松・秋田組に対し、実力で上回る渋谷幕張の高ア・ 清水組は徐々にリードを広げ、5−1で迎えたサウスポー清水選手のサービスゲームもラブゲームでものにし、6−1で先勝した。一方高雄選手は、東京学館の丹選手に対し5−0とリードし、そのままラブゲームで勝利するかと思われたが、わずかなミスに乗じた丹選手も2ゲームを取り返した。しかし、序盤の大量リードで優位に立つ高雄選手が粘る丹選手を振りきって6−2で勝利し、接戦を展開していたシングルスNo.2の南選手と池田選手の結果を待たずに、渋谷幕張が8年ぶりの優勝を果たした。
男子優勝:東京学館浦安高校 女子優勝:渋谷幕張高校
男女シングルス
5月2日〜
県総合スポーツセンター
男女ダブルス
5月3日〜
県総合スポーツセンター・南市川テニスガーデン・美浜テニスクラブ
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